会えた日の話 – TIF2023
大切な推しの話をします
TIF の直前、推しが Twitter に1週間以上浮上していない状況だった
日常的に更新が少ないとか不規則な人ならまだしも、ほぼ例外なく3–4日に1回はなんらか言葉を届けてくれる人が、となるとどうしても心配で
寝床でちょっとした体調不良とか今回の出演見合わせぐらいなら良いなって考えたり、しかし悪いことは考えれば考えるほどどんどん悪い方向に思考が向かってしまって
縁起でもないこと言うものじゃないので言わないけど、最悪のこと、本当に最悪のことまで考えた
そこから気を逸らそうと真逆に幸せな想像をしてみたり、でも結局戻っていってしまったり
何があっても、あの人がいてもいなくてもやることは一緒、いつも通りのことを全力で1日やるだけだなと思ったり、でもそんなのは結局ただの強がりで、まずは自分の弱さを認めてあげた方が良いのかもと思ったり
そんなことを数十分ごとにぐるぐる繰り返したら本当に眠れなくて、現場前丸2日ほぼ一睡もできず終えてしまった
寝付けないままアラーム止めてお台場に
ツイート通知が怖くて、ツアー大阪の公演数時間前のことを思い出したりして、公式からも本人からも通知が来ないことだけ祈っていて
でも来てしまった
心臓止まるかと思った、思ったがちゃんと全文読んだらまだ生きていられた
とにかく無事であったことに安堵しつつ、突然緊張が切れたことでなんか考えもまとまらなくなって、気持ちの整理もついたのかついてないのかわからないまま入場した
Overture で姿が見えた瞬間なんかもう胸がいっぱいになって、何も考えられなくて
そうして会えたこの日の鷹村彩花は、
とんでもなく調子が良かった(え??)(体調不良は…?)
別にダメな日があると言いたいわけではないが、際立って良い日があるのもまた事実で
この日の鷹村彩花は本当に良い顔をしていた
いつも見せてくれる巧みな表情管理は前提するとして、そういう意識がどちらかというと薄く、多分今は素の感情として自然にこの表現が出てきているんだろうな、というときの表情にものすごく魅力と説得力を感じる日があって、この日がまさにそうだった
そもそもどういう体調不良だったのかとか回復の度合いは結局こちらにはわからないけど、もしかしたら実際のところ喉以外は相当に調子が良かったのかもしれないし、不器用なまでに頑固なあの人のことだから逆にあまり状態の良くない中意地でやり通した結果だったのかもしれないし、あるいはできる限りのことをというような意識でどこか吹っ切れた部分もあったのかもしれないが、そういった要素の複合的な産物としてこの日の鷹村彩花は本当に綺麗で、これまで見たどんな日よりもまぶしかった
だからありがとう、そこにいてくれて
まあそれはそうとして、実際のところは Overture から僕愚フォーメーションされて叫んで振りコピ真剣部してたら一瞬で雑念は全部飛んでいったんで、無駄に悩む時間なんてのはなかった
前奏とか1,2番間奏で2人ずつ背中合わせで時計回りする振りをいつかやりたいって隣のオタクと言ってて、ついに夢が叶った(マジでありがとうございます)
周りのオタクに割とウケた(らしい)(あざす)
かなり詰まってて狭かったんで、あのスペースだけでも案外いくらでも遊べるものなんだね〜と
MV150万回再生めでたいね、まあ一番良い曲だからね
ところで自分はとある対バンのサイバー衣装僕愚を配信で見て鷹村彩花に落ちた経緯があり、以来未だにこの目で見たことのないサイバー衣装、それも欲を言えば僕愚が見たいとずっとこだわってきたんですが、この日 HOT STAGE 終わった時点でサイバー衣装だったことに気づいていなかった(は???)
まあ精神状態がそれどころじゃなかったんでね、仕方ないね(仕方ないか…?)
HOT 前完全にナーバスになってたところでいろいろ気を遣ってくれたオタク各位本当にありがとうございました、面倒をかけて申し訳ないです本当に
もっとちゃんとお礼すべきだったと後悔しています
物販終えてゆるく SMILE GARDEN に
夕立上がり芝生の薫る薄暮のステージ、小説の中の夏をそのままこの世界に持ってきたかのようで、未定聴いてたら自然と涙がこぼれた
1週間前にも代官山で未定に泣かされていて、またやられちゃったななんて思って
芝生に腰を下ろして音楽に身を委ねてたら朝からの出来事や大切な人への思いと感謝があふれてきて、ukka までもうわけもわからずボロボロ泣いてた
ここに未定がいてくれて良かったな、本当に
数々の伝説が生まれてきたという SMILE GARDEN、自分にとってはこれも1つの奇跡だったのかもと思ったり
DIALOGUE+ のステージ、何の心配することもないいつもの DIALOGUE+ がそこにあって、もうそれだけで十分だった
いつものステージ、輝くあの人、それだけはこれからもあり続けてくれますように
会えること、それが決して当然ではなくて、どれだけ幸せなことなのかを学んだ
ツアー中思いつきで始まった「会いに」ツイはすぐに習慣化し、真面目にちゃんと会いに行くことの裏返しとして、いつしかその真のありがたみを忘れていって
なんとなくダレてる、各現場を適当に消費してる気がするってオタクに相談したことがあったけど、そういうことだったのかもしれない
この日も深く考えることなくいつも通りにチェキ持って写真撮って、ツイートしようとして急に怖くなった
会えるのは当然のことではないし、毎回が奇跡のように貴重なもの
失いかけて初めて気づくなんて情けないね
本当に良かった、会えて
ありがとう
もう忘れません
どこで何を間違ったのか、自分はどうするべきだったのか考えたりした
心配させやがってと本人を責めれば良いわけではもちろんなく、じゃあ何が悪いのかというとやっぱり自分で
1週間浮上しないだけで杞憂されるようなことを彼女が望んでいるわけもないし、公になっていない事由で何か心配したところでなんら本人のためになるわけではない
いつだってこっちにできるのは信じること、信じてついていくことだけで、やるべきことはそれだけ
きっと自分なんかが思っているよりずっとあの人は強くて
でも無理だけはしてほしくない、どこまでもやってしまう人だから
とはいえ1年後同じことがあっても平静を保てるかというと正直自信はなくて、生身の人間を推すのは本当に難しいなと思うけど
ただ少なくともこの日学んだこと、TIF2023 の記憶は大切にする
だから、信じます